「自分は間違っているかもしれない」と認知する能力について
世の中には「自分は基本的には正しい」と自分のことを認知している人間と、「自分は時々間違うかもしれない」と自分のことを認知している人間がいる。と思う。
正確に言えば「自分は基本的には正しい」と認知している人間も時々間違えている。彼らは自分が間違えた過去を忘れているだけなのだけど。
ただ「自分は基本的には正しい」と「自分は時々間違うかもしれない」という認知のどちらが優れているかというと一概には言えない気がする。
「自分は基本的には正しい」と自身を認知している人は、周りから見ると自信があって堂々としているように見える。周りから見て信頼できる人間に見える。
「自分は時々間違うかもしれない」と自身を認知している人は、周りから見ると自信が無いように見える。信頼できない人間に見える。
だからなんとなく「自分は基本的には正しい」という認知は株式投資で言うレバレッジ(借金をして株を買う行為)に見える。
「自分は基本的には正しい」という認知は良い方向に行けば、とことん良い方に進めるが、一つの大きな間違いが致命傷になり得る。
具体例を挙げれば、周りの人間に信頼されて良い人的ネットワークを築けるが、詐欺師に騙されてすべてを失う、みたいな。
「自分は時々間違うかもしれない」はレバレッジ無しで人生をプレーするようなものだ。
自分に自信が無いので、優柔不断な感じは、この世界では不利だけど、致命傷は防げる。
私はどちらかと言えば「自分は時々間違うかもしれない」と認知している方だと思うけど、この認知で良かったこともあれば、悪かったこともあるなあと思う。