不幸になる運命を受け入れないでください
あなたは心に闇がある。「きっと私は不幸になる運命なんだ」と思っているふしがある。なぜならあなたの名前は画数が最悪だし、子供の頃罰当たりなことをしたし、あなたの人生の不幸を暗示する夢を見たし、あなたの名前がかかれた呪いの藁人形が神社にあるし、世界中の宗教家があなたの不幸を日夜願っているし、あなたは代々呪われた一族の末裔だし、キリストとブッダに「おまえをマジで不幸にするから」って面と向かって言われたからだ。
しかし、不幸になる運命など、あなたの知ったことではないのだ。不幸になる運命には、抵抗し、反撃し、迎撃するのだ。
「不幸になる人生ルート」に入ったら『神様にケンカを売られている』という認識で構わない。ケンカに勝てば問題ない。もしあなたの人生が不幸になりそうでも、あなたの代わりに戦ってくれる人なんていないのだ。なぜなら神様がケンカを売っているのは、他の誰かではなくあなた自身なのだから。その代わり、あなたはあらゆる卑怯な手段をもって不幸に対抗してよいのだ。
あなたのことを、生きている間永遠に不幸が襲うなら、生きている間永遠に不幸に反撃しろ。
あなたを襲うたくさんの不幸は、時に怪物のように見えるかもしれない。「ジェイソン」「エイリアン」「ターミネーター」「貞子」「伽椰子」という怪物があなたを襲っているように感じるかもしれない。
あなたは勘違いをしている。あなたはこの世界の主人公ではなく、この世界の怪物の一人なのだ。「ジェイソン」「エイリアン」「ターミネーター」「貞子」「伽椰子」「あなた」なのだ。あなたのことを不幸にしようとする全ての存在を絶望させる怪物なのだ。あなたのことをいくら不幸が襲っても、すべて立ち上がれば問題ないのだ。
あなたは死なない。何度でもよみがえる。