「努力不要論」を読んだよ
「努力不要論」を読んだ。
実は私は自己啓発本が好きでね。無職だけど。私ほど意識の高い無職はいないのでは。
そんな意識の高い私が買ったのが「努力不要論」。意識は高いが努力はしたくない。
この本は「努力」を主軸として論を展開していくんだけど、他の本では見られないようなことが書かれているので面白い。
ざっと中身を教えると
- がむしゃらに努力すればいいというのは間違い
- 正しい努力は「目的を設定する→戦略を立てる→実行する」
- 努力すると「自分はこれだけ正しいことをしたんだから、許される」と考え、倫理的に悪いことをしがち
- 努力すると洗脳されやすくなる
- 「努力家」は野蛮人。「遊び」は高尚なこと
- 自分を痛めつけることが努力だと思っているのが日本人
- 傑出した才能は生存には不利
- 日本人は勤勉で、自分が利益を得るよりも人に与えることを好み、真面目で誠実、危険を冒すよりも安定した生活を志向する
- 「真面目にやっているのに報われない……」と世界で一番感じやすいのが日本人
- 彼らは真面目にがんばっているのになぜか報われないという感じを持ちやすい、心理的にはしんどい人生を送る可能性が高い
- 努力家は他人の才能を潰す
みたいなね。どうだ。面白そうだろう。ふっふっふ。
たぶん、生きるのが辛い人は、他人の利益のために努力したことはあるけど、自分の利益のために努力したことが無いだけなんじゃないだろうか。知らんけど。