私はまあまあブッダが好き
世界三大宗教はキリスト教、イスラム教、仏教だと思うけど、この中では仏教が一番好き。
キリスト教とイスラム教は一神教なので、「キリスト教徒以外は全員地獄に落ちる」「イスラム教徒以外は全員地獄に落ちる」ということを心の底から信じてる。
なのでキリスト教徒とイスラム教徒は日本人のほとんどは地獄に落ちる(少なくとも天国には行けない)ということを結構本気で信じてるので、彼らは結構な過激宗教。
でも仏教は天国行けるとか地獄に落ちるとかそういう話ではなくて、「輪廻転生という苦しみから脱する」ことを目的とする、良く分からないひねくれた宗教観なのでそこが好き。
あとブッダは人生苦労していて、たぶん私には分からない世界の見え方をしてたんだろうな、という憧れがある。
でもブッダは「欲を持つのは良くない」というのをベースとしていて、そこが分かり合えない。
仏教系の本は「欲は少ない方が良い」ということをベースとしてるけど、ほかの種類の本だと「せっかくの人生だし、悔いのないように楽しく生きて死になよ」って主張してる本も多くあって、私も「せっかくの人生だし、悔いのないように楽しく生きて死になよ」派なんだよね。
ブッダの「何かを望むと、それが手に入らないと苦しむことになる」っていう主張も分かるけど。だからと言って何も望まないのは本末転倒な気がする。
だから私はブッダは推しだしファンだし「ただ一人犀の角の様に歩め」のセリフとかカッケーと思うけど、そこだけは分かり合えない。