「目立つ」という生存戦略。「目立たない」という生存戦略。
世の中には「チャンスがあれば目立ちたい」という人と「できるだけ目立たずに生きていきたい」という人がいる。
そしてこの性質は、なんとなく環境よりも遺伝子で決まる部分が大きい気がする。
「目立つ」ことのメリットは味方ができやすいことである。「目立つ」ことのデメリットは敵もできやすいことである。
「目立たない」ことのメリットは敵ができにくいことである。「目立たない」ことのデメリットは味方もできにくいことである。
言い換えるなら「目立つ」という生存戦略を持っている人は、敵ができてもいいから、味方とわちゃわちゃ人生を生きていきたいのだと思う。
「目立たない」という生存戦略を持っている人は、味方ができなくてもいいから、敵に人生を邪魔されたくないのだと思う。
そして「目立つ」という生存戦略と「目立たない」という生存戦略のどちらがより優れた生存戦略かというと、明確に優劣があるわけではなくて、どちらにもそこそこ有効性があるので、「目立って生きていきたい」という遺伝子と「目立たずに生きていきたい」という遺伝子は太古から滅びることなく脈々と受け継がれてきて、現在の世の中でも「チャンスがあれば目立ちたい」という人と「できるだけ目立たずに生きていきたい」という人が存在するのだと思う。
知らんけど。