信じられるのは己のみ。他人は信じるな。
自分自身を信じて自分自身で決めることは、幸福度が増すし、後悔が無い。
自分自身で決めたことと、他人を信じて決めたことの成功した場合と失敗した場合を書いてみる。
- 自分自身で決めた結果、成功したら何も問題はない。
- 自分自身で決めた結果、失敗してもあなたは後悔しない。
- 他人を信じて決めた結果、成功したら何も問題はない。
- 他人を信じて決めた結果、失敗したらあなたは後悔する。
人間は自分自身が決めたことであれば、成功しても失敗しても後悔しないようになっている。「結果は失敗したけれど、あの時はあの時なりの私のベストな決断はできたな」と思える。
上の4つのパターンを見て貰えば分かるけど、4の「他人を信じて決めた結果、失敗したらあなたは後悔する。」が唯一失敗しているパターンである。「他人を信じた」場合だけ、失敗パターンが発生するのだ。
人間が他人を信じるのは、そもそも人間は決断の責任を持ちたくないからだ。他人を信じて失敗した場合、その失敗を他人のせいにできるからだ。
人間は責任を持つのが苦手だ。あらゆる責任を回避したい。あらゆる決断を回避したい。
だから多くの人間は自分自身で決めずに「常識」や「空気」で決める。
「そういうのが常識だから」
「そういう空気だったから」
そして人間は「他人が自分に期待する人生」を送り「自分自身で考えて自分自身で決めた人生」を送ることはほとんどない。
だから人間が死ぬときに後悔すること第一位は「他人が自分に期待する人生ではなくて、自分自身が思いのままに生きる人生を送ればよかった」だ。
また、人間は自分自身の人生の選択肢を自分自身で決めることで幸福感が増すようになっている(RIETI - 幸福感と自己決定―日本における実証研究)。
つまり人間は自分自身で決めることの責任に対する恐怖を過大評価し、自分自身で決めることで得られる幸福感を過小評価しているのだ。
これは他人の意見を聞くなという意味ではない。他人のアドバイスを聞いてもいいけど、他人に決めさせてはいけない。
最終決断は自分で決めろ。